戦争PTSDとサリンジャー
野間正二著
-
聖教新聞 05年11月23日
-
作家・サリンジャーは、第2次大戦による「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」に苦しんでいた、と著者は言う。実際に、小説『エズメに』に登場する語り手「私」は、PTSD患者と認定でき、しかもドイツ語に堪能、作家志望、苛烈な欧州戦線を経験しているなど、重なる点が多い。『愛らしき口もと目は緑』『バナナフィッシュにうってつけの日』も含む短編3作を通じて、彼の"反戦思想"を読み解いていく。
- 戻る >>
Copyright (C) 2008 SOGENSHA Inc. All Rights Reserved.