創元社News＊創業130周年記念特別号［HPリニューアルキャンペーン、新刊のお知らせ（『写真図説　占領下の大阪・関西』)／ほか］

創元社NEWS＊創業130周年記念特別号

創元社は
大阪市内の小さな書店から出発し、
出版業界の栄枯盛衰の中を走り続け、
2022年に創業130周年を迎えました。
これからも読者のみなさまと一緒に
新しい物語を紡いでいけますよう、
「良書永続、読者第一」の理念を掲げて、
また新たな一歩を進めます。

HPリニューアル（6/15、12時スタート）や
お得なキャンペーン、
特別なイベントもぞくぞく開催！！☟☟

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◇編集者の裏×裏・・・イチオシの新刊を担当編集者の声とともにご紹介。
◇新刊＆近刊情報・・・絶賛発売中＆これから発売予定の新刊ラインナップ。
◇営業部だより・・・営業部員がお届けする、本が読まれる現場からの報告。

╋ 編集者の裏×裏（ウラジジョウ）
イチオシの新刊を担当編集者の声とともにご紹介。

写真図説　占領下の大阪・関西
昭和20年（1945）～昭和30年（1955）【6/14発売】
毎日新聞大阪本社編／橋爪紳也編著　定価2,970円（税込）

占領期特有の希少な写真を発掘し、テーマ別に編んだ戦後史ビジュアル・コレクション。大空襲、敗戦、進駐軍上陸、接収解除までの特異な時代を約400点の蔵出し写真でたどる。

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担当編集者より

GHQ占領期の記録をまとめるという構想自体は10年ほど前からありましたが、その一環で毎日新聞の記録写真集を編むという企画が立ち上がって足かけ３年、ようやくこのほど本書が完成しました。
＊
最初に取り組んだ作業は、新聞社の収蔵庫に大量にある、ジャンルや時代ごとに分類・保管された紙焼き（プリント）から、主題や対象時期に合う写真をピックアップすることでした。本書に掲載した写真は約400点ですが、集めた写真の数自体はその数倍、千数百点に及びます。すべての候補写真をコピーして、本と同サイズの台紙に糊で切り貼りしていき、全体を眺めて並べ替えたり絞っていくという非常にアナログな作業を繰り返しました。
新聞社ならではの利点で、撮影時期や場所が特定できている写真が多いとはいえ、写真説明（キャプション）も適切なものにすべく、紙焼きに写っている風景や事物が何であるかを再検証していくという、地味ながら労力を要する作業が必要になりました。
それらの全作業を終えた今、感じるのは、新聞写真という埋蔵資源は膨大であるものの、掘り下げ方によっては、まだまだ初出しに近い写真がたくさん見つかり、先入観や既視感をくつがえす新しい時代相が見えてくるということです。本書は単なる「昭和の懐かし写真集」にするために編まれたものではなく、歴史の空白となっていた占領下の大阪・関西の風物を写真記録からたどるものです。
＊
本書が人それぞれの戦後観を新たにするきっかけになればと願っています。
（M）

╋ 新刊＆近刊情報
絶賛発売中＆これから発売予定の新刊ラインナップ。

ハリー・スタック・サリヴァン入門　精神療法は対人関係論である【5/9発売】
F・バートン・エヴァンス3世著／筒井亮太、細澤仁訳　定価4,180円（税込）

寝るのが楽しくなる　睡眠のひみつ【5/24発売】
ヴィッキー・ウッドゲート著・イラスト／山崎正浩訳　定価2,200円（税込）

叢書パルマコン・ミクロス02　近代日本の競馬　大衆娯楽への道【6/14発売】
杉本竜著　定価2,750円（税込）

０～18歳までの家庭でできるモンテッソーリ教育
　子どもの可能性が広がる実践的子育てガイド【6/14発売】
ティム・セルダン、ローナ・マクグラス著／百枝義雄監修／島村華子訳　定価2,640円（税込）

日米同盟・最後のリスク　なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか【5/9発売】
布施祐仁著　定価1,650円（税込）

地魚の文化誌　魚食をめぐる人の営み【5/24発売】
太田雅士著　定価2,750円（税込）

親が子どもになるころに　てんてん、介護問題に直面す。【6/14発売】
細川貂々著　定価1,540円（税込）

イラスト授業シリーズ　ひと目でわかる脳のしくみとはたらき図鑑【6/24発売】
黒木俊秀、神野尚三監修／小野良平訳　定価3,080円（税込）

BTS、ユング、こころの地図　『MAP OF THE SOUL：7』の心理学【5/24発売】
マリー･スタインほか著／大塚紳一郎訳　定価2,200円（税込）

わが子のメンタルケアシリーズ①　怒り・イライラをすっきり整理！　感情コントロールがうまくいく101の方法【6/7発売】
ルイーズ・ベイティ著／伊藤理子訳　定価1,760円（税込）

アルケミスト双書　数の謎はどこまで解けたか　自然数から無限のそのまた向こうまで【6/14発売】
オリヴァー・リントン著／駒田曜訳　定価1,320円（税込）

╋ 営業部だより
営業部員がお届けする、本が読まれる現場からの報告。

今年の2月、うちの部署に新しく仲間が加わりました！
私と同じく、営業事務のお仕事です。
当初、少し緊張感のある様子で、慣れない仕事に慣れない環境、新しいことだらけで、真剣な眼差しでメモをとり、出版社ならではの、業界用語や仕事の流れ、事務業務など、わからないことは質問し、頑張っている姿をみて、わたしも遠―ぃ遠ーい、昔の自分を思い出したりしました。
そしてその間、私も教えるだけではなく、教わり学ぶことも多い日々だったと思います。
これからも、困ったことがあれば相談して、失敗を恐れず、焦らず、また、チームで協力し合えればと思います。
そして、今までうちの部署は私が平均年齢をグググッーンと上げていましたが、いまはフレッシュさが溢れ、部内は活気がアップしたように思います！
今年入社した方々、新しく何かをスタートされた方々、この時期ほっと息抜きに、ぷぷっと笑えるこちらの本をおススメします。ぜひぜひ、どうぞ～！
（C.N）

>>『もしも真田幸村が中小企業の社長だったなら』はこちら
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