はしがき 誰の演奏なのか――フォーカシング技法論からの脱却
プロローグ 「フォーカシング技法の武装」を解く――出会いにいく
第一章 僕のフォーカシング――クライエント中心療法とフォーカシングの関係
パースン・センタード・アプローチで合流する/まずはクリアリング・ア・スペース――心を整理する
第二章 「カウンセリングの呪縛」を解く――ロジャーズ理論に対する誤解
答えは自分の感じ方の「内」にある/カウンセラーの態度と人間関係/「ロジャーズ=非指示的カウンセリング」という誤解/「共感的・受容的でなければならない」という誤解/ロジャーズとリスニング(傾聴)/「振り返って観る」意識/「リスニング=技法」という誤解/ジェンドリンのフォーカシング――「感じられた意味」に触れる/フェルトセンスとは何か/フェルトセンスを言い表すフォーカシング/フォーカシングにおけるリスニング/体験過程――フェルトセンスはいつも変化している
第三章 彼女は「その一言」を待っていた――ライブセッションより
「一言でもあると……私は……」/ジャズのアドリブのように――僕の感想/流れの中でつながって――セッションを振り返って
第四章「自分」は……
ふたたびクリアリング・ア・スペース/本当の自分を捜して/自分と自己と「ヘンジャパ感覚」/自己過程――人は変化しながら生きてゆく/「自分」は自らを分かつ/「振り返る前」の世界と「振り返って観る」世界――意識外≠無意識/光の中の潤い――体験過程流コラージュワークより
第五章 会社を辞めるのではなく、彼は……――ライブセッションより
会社を辞めるのではなく……/生きるありさまが変わる――僕の感想/人がそこにいるから、なにかが変わってくる――セッションを振り返って
第六章 ひとときの生を言い表す
ある夢のフォーカシング/古典的精神分析の呪縛――「精神」は「分析」の対象とならない/還元主義の問題点――「複雑に編み込まれた全体」を感知する〈からだ〉/分析では変化の説明ができない/今日の精神分析とフォーカシング/意図に呼応する〈からだ〉――「言い表す」ということ/「言い表す」ことを通して理解が変わる――「振り返って観る」ことの意味/「ひととき」を生きる
第七章 恨みの壁を破って――ライブセッションより
僕のクリアリング・ア・スペース/クリアード・スペース/恨みの壁を破って
エピローグ
文献
あとがき
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